2024年6月19日 Southernberry-farm HOBAL 開園しました
開園から1ヶ月経ちました。
まだまだ未熟な木が多い中ですが、農園に来てくださった方々ほんとうにありがとうございます
「なぜブルーベリーだったのですか?」「いつから農園したいと思っていたのですか?」など
昔の知り合いからも聞かれることが多いため、一度整理をしてきたいと思い立ち数回に分けてまとめていきたいと思います
ブルーベリーへの情熱
650本の木々に彩られる、私のブルーベリー畑
650本のブルーベリーが織りなす、色彩豊かな楽園
現在、私は約650本のブルーベリーを栽培しています。7月21日現在、ラビットアイ系が順番にピンク色から青紫色へと色づき始め、これからさらに多くの実が熟していくのが楽しみです。
多くの人がブルーベリーをひとつの種類として認識していますが、実は他の果物と同様に様々な品種が存在します。日本では100種類以上の品種があると言われています。当園では、その中でも約40種類のブルーベリーを栽培しています。
2つの系統:ハイブッシュ系とラビットアイ系
栽培されているブルーベリーは、大きく分けて「ハイブッシュ系」と「ラビットアイ系」の2つの系統に分類されます。どちらも北アメリカが原産地とされています。
- ハイブッシュ系: 寒さに強く暑さに弱いのが特徴です。
- ラビットアイ系: 樹勢が強く、耐寒性にやや弱いのが特徴です。
ラビットアイの名由来:愛らしいピンク色の実
ラビットアイ系は、白色の飼いウサギの目のような美しいピンク色に色づくことから名付けられました。ブルーベリーの木々に囲まれた畑は、緑の葉、淡い緑、ピンク色、やや赤い色、青紫色など、多彩な色が織りなす楽園のような空間です。思わず見とれてしまうほど美しい光景が広がります。
ラビットアイ 赤い実が白ウサギの目のよう!
やっぱりブルーベリーだったわけ
淡路島に生まれ育ち、「花とミルクとオレンジの島」と明石海峡大橋ができる前のキャッチコピーで育ってきました
知らない人の方が多いと思いますが(笑)
現在淡路島と言えば「玉ねぎ」の印象が強く、何処に行っても玉ねぎ有名ですよねと言われます
農業をするとなれば、玉ねぎが思い浮かぶのですが、その重労働度合いは半端ではなく近年は機械化で多少の持ち運びは楽になりましたがその分機械への投資も増えている状況です
玉ねぎに新規参入するにはハードルが高く(重労働・機械購入)、淡路島は観光の島の側面もあり当初から果樹で行こうと決めていました
いちごにイチジク、コーヒー豆、バナナなど一般的なものから珍しいものまで一通り調べて見ました
もちろんその中にブルーベリーも含まれていて、当時の金銭的な状況も踏まえて検討を繰り返していました
詳細は別として、最終的にブルーベリーに決めた理由としては、農薬による消毒回数が少ないこと、成木で収穫が長期間可能なこと、ロケットシステム®という栽培手法にて低コストで始められることが挙げられました
前職が公立病院で看護師として勤めていたこともあり健康にはかなり気を遣う生活をしていて、化学肥料や農薬など身体に影響する物質を可能な限り排除できないかと割と敏感になっていた時期だったかも知れません
現在は基本的には食べ過ぎず、身体を作る元となるタンパク質を多めに野菜をしっかりと摂ることは意識しております そして炭水化物は控えめにして体調管理を行っています
添加物も可能な限り取り過ぎないような生活も心がけています
農園のブルーベリーの状態を見るために朝の見回り時にブルーベリーを食べて確認する作業も必須ですから、毎日のように身体は酸化予防されている状態です
1本1本ブルーベリーに声を掛けながら、木の状態を見て蜘蛛の巣を払ったりするのが毎日の日課となっています
HOBALのミッションとして、
「農園運営だけでなく、地域の方々とブルーベリーを通して健康的な生活を提案していく」を掲げています
やはり健康とブルーベリーがすんなりとつながるんですよね
まさしく出逢うべくして出逢ったブルーベリー
ブルーベリーへの情熱:さらなる挑戦
ブルーベリー栽培を始めてまだ三年目で、多くの栽培仲間からの情報を通してがむしゃらに進んでいる状態です。短いながらも栽培仲間の情熱やそれぞれの頑張りに刺激を受けつつ、切磋琢磨している状態です
いずれ淡路島を「花とミルクとブルーベリーの島」にすべく淡路島のブルーベリー仲間とも進んでいきます
生のブルーベリーのおいしさや摘み取りの楽しさ、種類毎の味の違いなどさらに多くの人にこのブルーベリーの魅力を伝えたいと思っています
そのためにも、今後も栽培技術の向上に努め、さらに美味しいブルーベリーをお届けできるよう努力していきます
地域の方への健康を保つお手伝いと共に夢を語れる農園に!
Catcher in the blueberry field. Let’s talk dreams with Uncle Blueberry.